よくある注文間違い
ここではコンタクトレンズ通販で注文する際によくありがちな間違いを取り上げました。ご注文の前に一度チェックしてみてくださいね。
★データーの入力漏れ
「レンズのデーター」というページにも説明があるようにコンタクトレンズをご注文する際には必要なデーターの入力が絶対条件です。ところが意外に多いのが入力漏れです。BCやPWRなどなど。いつもご利用しているコンタクトレンズ通販で、ご購入履歴などがあれば前回のデーターなどは照会することができますが、度数であれば変わっている可能性がありますし、カラコンであれば今回は前回と異なるカラーを希望しているかもしれないし、とショップの方でも頭を悩ませるところです。ご注文の際には最後に今一度レンズのデーターがしっかりと入力されているか確認をしましょう。
★入力間違い
コンタクトレンズのデーターを入力する際にカートの横にあるプルダウンでデーターを選択、クリックしてデーターを確定させますが、該当データーの上下を誤ってクリックしてしまうケースです。本人は正しく選択したつもりでいますから、やはり最後に再確認することをお薦め致します。
★PWRの入力間違い
①近視用の度数と遠視用度数の入力間違い
近視を矯正するためのレンズはマイナスレンズ(例えば-3.00や-4.50)と言って度数の前にマイナスの符号がついています。一方遠視を矯正するためのレンズはプラスレンズ(例えば+0.75や+2.25)と言って度数の前にプラスの符号がついています。ところが「-1.75と+1.75」、「-3.00と+3.00」というように近視の度数と遠視の度数を間違えて注文する場合が意外に多いのです。近視と遠視を矯正するレンズは全く逆の特性を持ったレンズですから間違えると全く見えないレンズがお手元に届くことになります。「マイナスとプラス」を間違えないようにご注意くださいね。
②度数の勘違い
これもよくあるケースです。「-0.75と-7.50」、「-0.50と-5.00や-5.50」などように字面の似通った度数を勘違いして入力してしまうケースです。これも①と同様度数が全く異なってきますから見え方に大きく影響してきますので注意が必要です。
★ソフトコンタクトのデーターでハードコンタクトの注文はできません。
ソフトコンタクトのデーターをそのままハードコンタクトのデーターに当てはめて注文をされるケースです。ソフトコンタクトのデーターとハードコンタクトのデーターは根本的に異なります。
ソフトコンタクトはレンズがとても柔らかい素材でできており、レンズの直径も14.0mmや14.2mmといったものが一般的です。BCの種類も1~2種類しかないないのです。つまり柔らかい素材でできているためわずか1~2種類のBCでほとんどの方に適応してしまうというレンズなのです。BC8.60mmや8.70mmあたりを採用しているメーカーさんが多いようですが、J&J社のワンデータイプのように8.50mmと9.00mmを採用しているメーカーさんもあります。
一方ハードコンタクトは固い素材でできており、レンズの直径も8.8mm~9.0mmが一般的な大きさです。そのためBCはかなり細分化され、それぞれの目のカーブに合わせたBCが選択されるのです。日本人成人のBCの平均が7.80mm~7.90mm
位と言われています。
もしソフトコンタクトのBCでハードコンタクトを注文するとBC8.60mmを選択することになりますが、ハードコンタクトにおけるBC8.60mmと言うデーターは特注レンズに該当し、ハードコンタクトのBCとしては特殊なデーターと言ってもいいかもしれません。
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レンズがご自宅に届いたらレンズを開封する前に必ずご注文レンズのデーターに間違いがないかを確認しましょう。中には注文するお客様に間違いがなくても、ショップ側の方で誤ったデーターの商品を発送してくるケースもあり得ます。
ほとんどのショップさんでは未開封レンズで、且つ一定期間内であれば交換してくれるというシステムがありますが、開封をしてしまうと交換不可というショップがほとんどです。誤ったデーターのコンタクトレンズを購入するようなことにならないためにもチェックは必ずすることをお薦め致します。